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介護用品・生活用品 |
成人及び、一般高齢者の体型に合うよう、座面の高さ、座奥行き、座面をコンパクト(EASERとほぼ同型)にした車イスを作りました。ハンドリムが握りやすく自走しやすい上に、低座面なので足駆動もラクラク。
また、6輪にしたことで全長が短くなり、小回りがきく構造です。 その場でクルクルと快適に回転できます。
これなら狭い廊下やトイレもスイスイ、方向転換もラクラク!! 室内専用としてお使いください。
考案者メッセージ
人にはできる事と、できないことがあります。
とりわけ高齢者や障がい者の方たちは、際だって「できない」事が多くなります。
それも高度なことではなく、日常のあたり前にできそうな事が難しくなるのです。
その事が、意欲までをも必要以上に低下させてしまうのではないでしょうか。
できなくなる理由は、本人の機能レベルの低下もありますが、中にはできる条件がないために、という理由が増えていないでしょうか。
例えば、車イス。
多少は自力で駆動できるのに、思うように進まない。
方向転換する広さがない。
後に関節等を痛め要介護者…いうパターンが多いのではないのでしょうか。
考えてみると、人間は肘を曲げ、肩よりも後方のもの(ハンドリム)を握る行為は意外に難しいものです。さらにそれを前後に駆動するとすればなおさらです。
従来の車イスは、車軸がおしりの後方にあり、また座幅が広い為、ハンドリムを有効に使えません。同様に重心も後方部に位置するため、全長が長く、方向転換にも130cm四方以上、(介助の場合は150cm四方以上)がスペースとして必要になります。
施設、病院等はもとより、改造を行った家の中でも身体の一部として(つまり私たちのメガネや靴のように)生活の武器となり、自立への第一歩となるはずです。
できる事を「させる」のではなく、条件をやさしくする事で「自分でする」にしたいのです。
「屋外はどうするの?」「段差は?」と、いろいろ意見もあるでしょう。
でも私たちだって、内履きと外履きがありますよね。
天候(条件)によって靴を履き替えますよね。そう考えられませんか。
屋内では自分らしく自分のペースで。
でも外では人に手を借りた方がいいですよね。コミュニケーションの場なのだから。
発明・監修者 上野文規
特徴
小回りがきく6輪構造
車軸と重心がお尻の真下になり、ハンドリムが握りやすく、肘関節の可動域を有効に使える。
座奥行が短い、座面が低い
膝の裏側にスペースができ、底床であるため足裏の接地面が増え、(片)足で駆動しやすい。
フットレストは内側に収納
使い勝手がよく、(片)足で駆動しやすい。
収納時は全長が短くなり、約85cm四方で方向転換可。
座席ボードを標準装備
選べるカラー9色
商品仕様
全長 |
80cm |
背もたれ高さ |
37cm |
全高 |
71.5cm |
肘掛け高さ |
18〜24.8cm |
全幅 |
60cm |
大車輪 |
20inch 13/8 |
折りたたみ時幅 |
32cm |
前後小車輪 |
3inch |
座福 |
38cm |
回転半径 |
48cm |
座奥行 |
34cm |
重量 |
14.6kg |
座高さ(前) |
36cm |
ハンドリム |
波状プラハンドリム |
座高さ(後) |
34cm |
フレーム材質 |
アルミ |
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